ニュースリリース

2017/12/13
ポリエステル繊維事業の発展に向けて
タイにおける研究開発拠点の開設について

 帝人フロンティア株式会社(本社:大阪市北区、社長:日光 信二)は、このたび、タイにおけるポリエステルを中心とした繊維の研究開発拠点として、帝人フロンティア・タイ・イノベーション研究室(タイランド)(Teijin Frontier Thai Innovation Laboratory、以下「TFTIL」)を開設することとしました。

 TFTILは、当社におけるタイ初のポリエステルを中心とした繊維の研究開発拠点で、2018年1月に、タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)が管理する民間向けの研究施設であるタイランド・サイエンスパーク(タイ・パトゥムターニー県)内に開設します。

 帝人フロンティアは、タイをグローバルでのポリエステル繊維の中核生産拠点と位置づけており、原糸から生地、テキスタイル加工、縫製に至るまでの一貫生産体制と、グローバル市場に対応するための販売機能を有しています。また、機能や用途に応じてコスト競争力のある製品を顧客に提供するため、アジア圏内の各拠点との連携により、アジアにおける自由貿易協定を活用した安定供給体制を確立しています。こうしたアジアにおける事業の優位性をさらに強化するため、タイにおける研究開発力の強化を狙ってTFTILを新設することとしました。TFTILでは、ポリエステル繊維の原料であるポリマーの開発を中心に、製糸技術や後加工技術などの研究に取り組みます。

 このたびのTFTIL開設により、ポリエステル繊維生産の基幹拠点であるタイ国内において、原料の研究開発から生産・加工まで一貫での対応が可能になります。また、日本における重合技術、繊維技術の開発拠点である松山事業所、および帝人(中国) 商品開発センター(中国・江蘇省南通市)とのアジア3極での相互連携や、NSTDAの敷地内に拠点を構えるタイ政府傘下の研究機関などとの連携により、高機能・高品質でコスト優位性の高い製品開発の効率向上も期待できます。

 帝人フロンティアは、TFTILの開設を契機として、将来の生産・技術の核となる 研究開発人財の育成を推進するとともに、タイにおける研究開発の規模拡大を図ります。また、TFTILでの研究開発を通じ、グローバル需要への対応力を強化していきます。

当件に関するお問合せ先

帝人株式会社 コーポレートコミュニケーション部 TEL:(03) 3506-4055