TEIJIN 帝人フロンティア株式会社 新卒採用サイト2019

経営陣から皆さんへ

異動も含めて「変化」はチャンス。
自分を大きく成長させてください。

取締役副社長
産業資材第二部門長
 籔谷 典弘

取締役副社長 産業資材第二部門長 籔谷 典弘

私はゼミでマーケティングを勉強していたこともあり、就職活動では消費財が扱えるメーカーを志望していました。そして、1980年、帝人に入社しました。帝人は繊維メーカーでありながら衣料品を販売する“テイジンメンズショップ”も展開するということで事業の幅広さに魅力を感じたからです。

最初に配属されたのがポリエステル短繊維原料を販売する部署で、以来13年間、紡績糸ならびに原綿の国内販売を担当しました。その後は海外赴任も含めて何度か人事異動を経験します。当初は乗り気でなくても、転勤や業務が変わることにより仕事の幅が広がったり、視野を広げることができたと思います。たとえば1993年、帝人ポリエステルタイランドに出向したときは、小さな会社で日本人スタッフも少なかったので、人事・勤労、経理・財務、資材・購買といった業務を近くで見たり、感じたりすることで、経営のノウハウを習得することが出来たと思います。その後、本社の経営企画部門に移ったときも、全社的な立場から事業を見渡す視点が得られました。

若い頃を振り返って、とりわけ印象に残っているのは、入社2年目から3年間担当した「用途フォロー」という業務です。これはお客様に原料を売るのではなく、お客様の商品や用途の開発、市場開拓をするという仕事です。当時のメーカーはまだまだプロダクトアウトの考え方が強い時代で、私たちの販売する素材が、川下でどんな商品、どんな用途に使われるのか、そして最終消費者がどんなことに関心を持っているのかについては疎い部分がありました。そこで私たちは、アパレルメーカー、リテーラー(小売り)、洋服のロードサイド店などを訪ねてニーズをヒアリングしながら、市場に受け入れられる商品企画や素材開発を進めたのです。このときの経験も、お客様の立場からビジネスを組み立てるという考え方を養うことができ、今でも役立っています。

現在、私が部門長を務める帝人フロンティアの産業資材第二部門では生活用品から自動車部材など多様な分野に製品を供給していますが、ここでもお客様の声を聞きながら新しい製品を開発して販売していくという、そのプロセスをつくり上げていくことが仕事の大きなやりがいとなっています。もちろん自分たちが開発した商品を社会のあちこちで実際に目にできることも喜びです。たとえば新幹線のシートには当社の高機能ポリエステルクッション材「エルク」が使われています。出張で新幹線に乗るたびに、「あ、うちの商品だ!」と実感できる。これぞメーカーならではのやりがいです。

今後、帝人フロンティアでは、独自の材料、素材を武器にして、従来の原糸や原綿の販売のみならず、それを不織布や紙といったシート状に加工したり、液体フィルターカートリッジといった最終製品にしたりという形で、バリューチェーンを伸ばしていく方向でビジネスを進めていきます。その具体例がバグフィルターで、セメント工場などで使用され、公害防止にも欠かせない商品です。当社は、繊維径700ナノといった“ナノフロント”不織布を使用したバグフィルターを開発、高い捕集率と低圧損を特長としています。特に市場として有望なのが、日本以上に環境規制の厳しくなりつつある中国です。環境対策に必須の商品なので、高く評価されるものと期待しています。「環境」は当社にとって中核的なテーマ。環境にやさしい技術や商品を開発・供給して世界に貢献していくことが私たちの使命だと思っています。

最後に就職活動について。親として3人の子どもの就職活動を見てきて、つくづく大変だなと思いました。最近、少し就職事情は改善されているようですが、内定が取れなかったり、それ以前に面接まで進めなかったりすると、すごい落ち込みようで、本当にかわいそうに思ったものです。ときには自分自身が否定されたような気持ちになり、自分は社会に評価されない人間だと落ち込んでしまうこともあるようです。ただ、私も採用の場面に立ち会うことがあるからわかるのですが、こちらには個人の能力や、ましてや人格を否定するなんてつもりはまったくないのです。会社側と本人との相性とか、そういうものがたまたま合わなかっただけなのです。ですから自分に合う会社は必ずあると思って、自信を持って就職活動に取り組んでいただきたいですね。但し、企業研究だけは十分したうえで、堂々と就活に臨んでいただければと思います。

取締役副社長
産業資材第二部門長
 籔谷 典弘

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