TEIJIN 帝人フロンティア株式会社 新卒採用サイト2019

経営陣から皆さんへ

夢を抱いて世界へ。
出会いの数だけ成長できる。

常務取締役
衣料繊維第一部門長
 鈴木 哲志

常務取締役 衣料繊維第一部門長 鈴木 哲志

私は1984年、帝人に入社。テキスタイル輸出部に配属されて以来、グローバル市場を相手にする仕事に携わってきました。とりわけ帝人として初めての海外生産プロジェクトを担当できたのはいい経験でした。1996年にタイで、2001年にはイタリアで、現地生産を開始。国内以上の大きな権限を与えられ、何十人何百人という部下に、どうやって「ボス」としての姿勢を示せるか。苦労もしましたが、私には大きなチャレンジでした。

海外工場では当初、求められた品質も出せないし、やっても無駄ではと思う時期もありました。そのときに当時の課長がかけてくれた言葉がいまでも印象に残っています。「あれこれ悩まずやれ。お前がやったことを修正してくれる人間は100人でも200人でもうちにはいるんだ。だけど実行できるのはお前だけだ」と。それを聞いて、「じゃあ、やろう!」と意気込んだのを覚えています。

こうした多くの海外経験は、いま私の生きる糧となっています。いろんな人種、民族の人たちと接するなかで学んだのは、日本人の考え方はグローバルスタンダードではないということです。たとえばイタリア人は余暇を大切にします。だから私が土日も働くと言ったらまったく理解できないという反応をします。「君らが働かないから僕が働いているんだ」とよく冗談を言ったものですが、人生を貫徹するという意味では、むしろ彼らのほうが正しいのかもしれません。世界にはいろんな人がいて、自分はその多様性のなかの一つにすぎない。そのことを体感してからは、ひとの話をよく聞き、理解しようと努力するようになりました。日本がどれだけ素晴らしい国かということもわかったし、日本で暮らせることに感謝もできます。若い人たちもどんどんそういう経験をしてほしいですね。

現在私が籍を置く帝人フロンティアは「商」と「工」の機能を併せもつハイブリッド商社です。消費者や市場に近いところでものづくりできることを大きな強みとし、「価値創造型のビジネス」で世界に貢献することを目指しています。その一例が、ポリエステル製品の循環型リサイクルシステムです。製品を回収後、化学的に分解し、原料にまで戻すことのできる「完全循環」のケミカルリサイクル技術は、日米欧の環境先進企業から高い評価を得ています。世界に先駆けて、環境に貢献できる技術や製品を発信するんだという自負心をもって仕事をすることは、私たちのやりがいにつながっています。

2020年には東京オリンピックが開催されますが、そこに向けてもアパレルメーカーとタイアップしながら機能素材の開発を進めています。すでに「汗をかくと生地が膨らんで乾くとまた縮む自動調節機能を持ったウェア」を開発し販売していますが、これからは、さらに高度な機能を持った「寒くなったら温かくなって暖かくなると今度は涼しく感じる繊維」や、「着ているだけで心拍数から血糖値から常時わかる服」など、もう21世紀なのだから、そういう製品を創り出すことも夢ではないと思っています。私もこうした夢を追い続けたい。うちの会社は、「どんどんやって失敗しろよ」という風土なので、若い人にも積極的に夢に挑戦してもらいたいですね。

皆さんには、自分で自分の可能性を狭めないでほしいと思います。私自身も学生時代、就職活動でいろんな会社を訪問して、いろんな人と話しているうちに、「君ってこういう適性だよね、この仕事が向いているんじゃない?」という話が出てきて、そのときようやく自分を「発見」できたものです。自分の思い込みだけで、銀行向きとかメーカー向きとか商社向きとか決めつけて他の可能性を閉ざしてしまうのは実にもったいないことです。人の話をよく聞き、物事を前向きに考えてほしいですね。「いろんな可能性をください、何でもやってみますから」というスタンスが大事だと思います。

面接の模範回答集なんて覚えるのは時間の無駄です。会社が知りたいのは、どういう人間なのか、その人の素の部分なのですから。私自身が人生を振り返って、自分はどこで成長したかというと、人と出会い、なにかにチャレンジして、失敗して、悩んだときです。就職活動ではつらいこともあるかと思いますが、自分が変わり、成長するための好機だと捉えてください。いろんな会社を訪ねて、先輩方に話が聞けるというのは、人生でそうそうないことです。せっかくの機会なので、会社訪問をエンジョイして、ありのままの自分を出していけば自ずと道は開けていくものです。

常務取締役
衣料繊維第一部門長
 鈴木 哲志

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