2013/11/05
過酷な天候に対応する傘を共同開発!
新ブランド「Sunnywink™」を共同で新展開
ムーンバット株式会社(本社:京都市下京区、社長:中村 卓司)と帝人フロンティア株式会社(本社:大阪市中央区、社長:竹中 哲嗣)は、春先からの強烈な紫外線や夏の猛暑、ゲリラ豪雨といったハードウェザー対応の機能傘を、素材開発の段階から継続的に共同開発することとし、このほど新たに共同展開していくブランドとして「Sunnywink™」(「サニーウィンク™」)を立ち上げました。今後、両社で積極的に市場展開していきます。
1. 背景
(1) 帝人グループは中長期経営ビジョンの中で、「素材・サービス提供型ビジネスモデル」から「ソリューション提供型ビジネスモデル」への進化を強く標榜しており、帝人フロンティアも単なる“素材サプライヤー”にとどまらず、顧客の“パートナー”として共に商品開発に取り組むことを目指しています。
(2) 帝人フロンティアは、かねてよりムーンバットが展開する傘地向けに素材を供給しており、両社それぞれのビジネスにとって有益なパートナー関係を構築してきました。
近年、市場では「遮光・遮熱」などの機能性を重視した日傘が数多く販売されていますが、ムーンバットはブームに先駆け、帝人フロンティアの機能素材を使用して、紫外線防止機能に加え、赤外線を含む太陽光を防ぐ機能を持つ傘を市場展開するなど、帝人フロンティアの素材力を高く評価しています。
(3) また、近年は春先からの強烈な紫外線や夏の猛暑、ゲリラ豪雨など、日本の天候は激しさを増しており、傘に対する顧客の要求特性も、従来以上に高機能性および機能の多様性が求められるようになりました。
(4) こうした中、両社は、ムーンバットの「製品力」と帝人フロンティアの「素材力」を、これまで以上に強く、幅広く融合し、用途に合わせた多様な機能傘を開発・展開していくプロジェクトを立ち上げ、今後、この共同プロジェクトにより生み出されるハードウェザー対応の機能傘のブランドを共同で展開していくこととしました。
2. 新ブランドについて
このほど新たに両社共同ブランドとして展開するのは「Sunnywink™」(「サニーウィンク™」)です。
強烈な紫外線や赤外線、夏の猛暑など、太陽に象徴される過酷な天候を軽やかに凌ぐという意味を「Sunnywink™」というブランド名に込めています。
3. 今後の展開
(1) ムーンバットは、「Sunnywink™」ブランドとして展開する機能傘の開発・展開に向けて、商品への要望や売れ筋情報などの顧客の声を同社のウェブサイトや百貨店の店頭などで収集し、分析を行い、両社の商品開発会議において情報の共有や顧客ニーズについての提案を行います。
(2) 帝人フロンティアは、商品開発会議などで得た顧客ニーズを基に、自社の有する原糸および生地の開発力や素材の加工技術などを駆使し、「Sunnywink™」ブランドの機能傘に向けてオリジナル素材を開発します。
(3) こうした共同プロジェクトの展開により、今後、「Sunnywink™」ブランドの新商品を毎年2~3点上市し、市場展開することを目指します。
(4) 将来的には機能傘のみにとどまらず、ハードウェザー対応の服飾小物など、新たな商品開発も推進していきます。
(5) 「Sunnywink™」ブランドの販売目標としては、2014年に10億円(製品上代ベース)を目指します。
当件に関するお問合せ先
ムーンバット株式会社 宣伝販促グループ(広報担当) (03) 5212-6353
帝人株式会社 コーポレートコミュニケーション部 [東京] (03) 3506-4055 [大阪] (06) 6268-2763