原糸・原綿の生産および開発拠点が松山地区に集約されています。多成分複合長繊維や極細短繊維などの付加価値の高い高機能繊維を生産する工場を有する一方で、長年培ってきたポリエステル繊維製造技術を核に、ポリマーの改質から先端技術を応用した繊維成形技術の開発まで行い、競争力のある独自素材の開発を進めています。一事業所に研究・開発から生産までの機能を有することが大きな強みです。

フィルターや繊維構造体などの各種不織布、および、ゴム補強材をはじめとする各種部材・製品の試作加工設備や測定・評価設備を備え、原糸・原綿からの差別化商品の研究・開発を行っています。また、当拠点にある帝人グループ各事業のソリューション開発機能との融合により、素材の複合化、モノとサービスの複合化によるソリューション創出にも取り組んでいます。